前回の記事に引き続き今回は、最終回として、防草シートの施工と人工芝の施工について紹介してきます。
我が家で防草シートと人工芝を施工したときのことや、失敗した部分や注意した方がよい部分などを中心に書きましたので、
参考にしいたければと思います。
防草シートの選び方、人工芝の選び方については別記事にて説明していますので参考にしてみてください。
10. 防草シートの施工と人工芝の施工
④防草シートを敷く
1. 防草シートを敷く場所を決める
まず、防草シートを敷く場所を決めます。
風などが強い日だとあおられてしまうので、できれば、風が無い日がおすすめです。
どうしても風が強い日に施工する場合には、固定ピンを固定しながら進んでいくとよいでしょう。
我が家の場合も風が強い日に行ったため、防草シートが飛びそうになりました。
2. 防草シートを敷く
防草シートの端を固定ピンなどで仮止めして、ロール状になっている防草シートを転がしながら敷いてき、敷き終わったところで端っこを少し長めにして、防草シート用のはさみまたはカッター等で切ります。(防草シートが短い場合は折りたたんである場合もあります。)
端っこや曲線などの細かい部分は防草シートを少し長めにとっておき、後で切って調整すると綺麗に仕上げることが出来ます。
次に、防草シートを敷き終わった部分の隣に、約10cm位重ねて、同じようにロール状になっている防草シートを転がして敷いていきます。
これを繰り返して、防草シートを敷く場所全てに防草シートを敷きます。
3. 汚水桝などの部分をくり抜く
汚水桝などがある場合には汚水桝に沿って防草シートをくり抜きます。
やり方としては、色々とありますが、我が家の場合はカッターで防草シートをなぞるようにカットしました。
心配な方は汚水桝の型をとり、ペンなどで防草シートに印をつけてから、カッターまたははさみで切るとよいでしょう。
4. 防草シートに固定ピンを打ち付ける
防草シートを敷き終わったら、固定ピンで固定します。固定ピンは20cm~100cm置きくらいに打ち込んでいきます。
防草シートの継ぎ目は2枚の人工芝をまたぐように固定します。
一般的には、固定ピンを50cm置き位でよいと思います。
汚水桝等がある場合には、汚水桝の周りに固定ピンを複数本打ち込んで置きます。
5. 防草シートの補修テープを貼り付ける
固定ピンを打った部分や、防草シートのつなぎ目などから雑草が生えてくる可能性があるので、防草シートの補修テープなどでピンを打った上とつなぎ目の部分に貼っておくとよいでしょう。
6. 防草シートを敷いた端っこや細かい部分の切り取り
最後に端っこなどの防草シートの余分な箇所を人工芝や防草シート用のはさみやカッターを使用してカットします。
⑤人工芝を敷く
1. 人工芝の向きを確認する
人工芝には方向性があるので、人工芝を何本か並べる場合は芝目(芝の葉が寝ている方向)が揃うように必ず同じ方向に広げるようにしてください。
人工芝の縦横や上下を間違えて、しまうと、色が変わって見えてしまうため、つなぎ目が目立ちやすくなってしまうので、注意してください。
縦横については、人工芝の裏側を見れば、縫い目によって簡単に判断することができます。
上下については、正直わかりにくいですが、良―く見ると芝の方向が違うのがわかります。
我が家の場合は、一部上下の方向を間違えてしまい、色が違って見えてしまいました。
ただ、人工芝をカットしてしまった後だったので、仕方なくこのままにしました。
人工芝DIYを考えている方は間違えない様注意してください。
2. 人工芝を敷く
人工芝も防草シートとほぼ同じ敷き方をします。
まず、人工芝の端を固定ピンなどで仮止めして、ロール状になっている人工芝を転がしながら敷いてき、敷き終わったところで端っこを少し長めにして、人工芝用のはさみまたはカッター等で切ります。
端っこや曲線などの細かい部分は人工芝を少し長めにとっておき、後で切って調整すると綺麗に仕上げることが出来ます。
人工芝を1ロール敷き終わったら、次の人工芝のロールを転がして隣に並べます。
人工芝の人工芝つなぎ目ジョイントテープを貼り、人工芝と人工芝をつなぎ合わせます。
この時、人工芝通しがピッタリ密着していることを確認してください。
人工芝同士が離れてしまうと、つなぎ目が目立ってしまいます。
また、人工芝つなぎ目ジョイントテープは粘着力がすごく強いので、一度貼ると中々剥がすことができないので、しわが寄らないように注意して貼ってください。
長さもあるため、少しずつ貼ってもよいでしょう。
これを繰り返して、防草シートを敷く場所全てに人工芝を敷きます。
3. 汚水桝などの部分をくり抜く
防草シートの作業同様に汚水桝などがある場合には汚水桝に沿って人工芝をくり抜きます。
我が家の場合はカッターで人工芝をなぞるようにカットしました。
心配な方は汚水桝の型をとり、ペンなどで人工芝に印をつけてから、カッターまたははさみで切るやり方もあるのでためしてみてください。
4. 人工芝に固定ピンを打ち付ける
人工芝を敷き終わったら、固定ピンで固定します。
固定ピンは等間隔でおおよそ20cm~100cm置きくらいに打ち込んでいきます。
一般的には、固定ピンを50cm置き位でよいと思います。
人工芝の継ぎ目は2枚の人工芝をまたぐように固定します。
汚水桝等がある場合には、汚水桝の周りに固定ピンを複数本打ち込んで置きます。
端っこやブロックとの境目などは人工芝に引っかかりが出来てしまう場合があるので、固定ピンを多めに打ち込んでください。
固定ピンを打ち付ける際、人工芝の芝を巻き込まないように、ある程度固定ピンを打ち込んだら、
芝の部分がピンに巻き込まれないように手で芝を押さえて打ち込むと、固定ピンが人工芝に紛れて見えにくくなります。
我が家の場合、人工芝に付属していた固定ピンを使用しましたが、気になる方は、
緑色の人工芝固定ピンをおすすめします。緑色の固定ピンは人工芝になじみやすく、みえにくいのでおすすめです。
5. 人工芝を敷いた端っこや細かい部分の切り取り
最後に端っこなどの人工芝の余分な箇所をはさみやカッターを使用してカットします。
写真のように角の部分は雑草が生えてきやすいので、何らかの対策をした方がいいかもしれません。
お疲れ様でした。これで、人工芝の下地と施工について簡単ではありますが、我が家の事例や注意点も含め紹介させていただきました。参考にしていただければ幸いです。