測量とは何?知らないと損!測量の費用、流れ、期間は?

測量について

我が家ではこないだ測量業者が来て測量をしていきました。

実際には測量について特に付き添い等は必要なかったため、なにをしていたのか、測量とはどのようなことをするのか、費用や相場などもよくわかりませんでした。

そこで測量についていろいろと調べてみましたので参考までに測量についてわかりやすく簡単に説明できたらと思います。

測量とは わかりやすく簡単に説明

測量(そくりょう)とは地球の表面上にある自然または人工物などの相互の位置関係を測定して数値や図面で表す技術や作業の総称のことを言うようです。

といってもピンと来ないですよね

要するに簡単に言えば測量(そくりょう)とは物の位置関係を測定することということになるかと思います。

とはいえ、測量とは家を建てるためになぜ、なんのためにするのかも気になったので調べてみました。

測量は何のためにするのか

測量は主に地図の作成や土地の位置や状態などを調査するときに行われるようです。

具体的に建物の新築をするときに最も測量するのが一般的なようです。

建物を建築しようとするときに、土地の間口や奥行き、さらには土地の敷地の面積や形状、高低差などを測定し、どのような建物が建てられるかを検討、設計するために測量するようです。

確かに土地の状況がわからなければ、どのくらいの家が建てられるのか判断できないので個人的には納得しました。また、測量は相続税や固定資産税、分筆などの土地の評価を出すときにも用いられることがあるようです。

測量図にはどんな種類があるのか

測量図には大きく分けて3種類あります。

現状測量図

測量士や土地家屋調査士などが現状の土地から測量図を作成した図面になります。

基本的には隣接の土地所有者の立ち合いは不要です。

地積測量図

1つの土地を複数に分けるときなど、分筆をするときなどに作成ずる図面になります。

こちらも基本的には隣接の土地所有者の立ち合いは不要です。

確定測量図

隣接の土地所有者の承認を得た図面になります。

こちらはそのまま隣接の土地所有者の立ち合いが必要です。

測量の費用(測量価格)

やはり気になるのが測量の費用だと思います。

測量の価格相場がどのくらいなのか。

うちは相場より、費用が高いのか安いのか気になるところです。

金額についてはいろいろとハウスメーカーや測量会社や地域、広さによっても違いがありますが、おおよその参考費用として記載しておきます。

測量の相場で下記のような費用になります。

やはり確定測量は手間がかかるため、費用が割高になります。

現状測量費用相場(価格相場)

50㎡ 約3万~

100㎡ 約7万~

500㎡ 約14万~

1000㎡ 約20万~

確定測量費用相場(価格相場)

現状測量+10万~30万位

新築を建てるときの測量の見積もりを見ると測量費や土地測量として記載されている場合と、地盤調査費や確認申請費などに含まれている場合があります。

地盤調査で問題があると地盤改良を行わないといけない場合があります。

川のそばとか、地盤が柔らかい場所などでは、地下深くに杭を打ったりと100万円以上の高額になる場合もあります。

できれば地盤改良費はかからないのがいいですね。

新築の場合ハウスメーカーで測量費が高いと思った場合は測量業者を探して見積もりしてもらった方がよいかもしれません。

もし知り合いに測量士がいるなら確認した方がよいかもしれません。

ハウスメーカーにもよりますが、自分で測量を依頼してもよい場合があるので、ぜひ、費用を抑えたいなら業者を調べて依頼することをお勧めいたします。

ちなみに我が家のハウスメーカーでは別で頼んでもよいといわれました

測量の手順(現状測量の場合)

1.現地調査

⇒役所や法務局や構図、地積測量図、登記簿謄本など周辺で過去に行われた資料などを入手し、測量にかかる費用が算出されます

新築で建てるときはハウスメーカーや測量士などが代行してくれるようです。

2.現地測量

⇒現地のフェンス、壁などの状況を確認して測量を行います。

3.境界杭(境界標)を理設する

4.書類、測量図の作成

測量の手順(確定測量の場合)

1.現地調査

⇒役所や法務局や構図、地積測量図、登記簿謄本など周辺で過去に行われた資料などを入手し、測量にかかる費用が算出されます。

新築で建てるときはハウスメーカーや測量士などが代行してくれるようです。

2.隣接の土地所有者へ挨拶

測量を行う前に隣接の土地所有者の方へ測量の主旨の説明や協力依頼を兼ね、挨拶に伺います。

所有者が近くにいない場合などは時間がかかる場合がありますので注意が必要です。

測量の遅れにより新築の家の建設まで遅れる場合があります。

3.現地測量

現地のフェンス、壁などの状況を確認して測量を行います

4.関係者立ち合いのもと境界線を確定する

⇒隣接の土地所有者、関係者などで集まり、関係者全員から承認をもらいます

関係者全員からもらえないと境界を確定できないので注意が必要です

5.境界杭(境界標)を理設する

6.書類、測量図の作成

測量の期間

現状測量用であれば、よっぽど広大な土地でなければ測量の期間は1日で終わり、

図面は3日~10日以内位に出来上がります。

ちなみに我が家は3回も測量士が測量士に来ました。なんでだろう?

確定測量の場合であれば、隣接の土地所有者の立ち合いが必要なため、場合によりかなりの時間がかかります。

家を建てる時期が決まっているのなら早めに確定測量だけでも行っておくことをお勧めします。

測量士の仕事とは

測量士の仕事は大きくわけて2つになります。屋外で土地の測量を行う作業と測量計画の製図などを行ったりする室内の作業があります。

現状測量と境界確定測量の違い

測量には現状測量境界確定測量とうものがあるようです。

現状測量とはその場にある物体を図って測量図などを作成するのに対して境界確定測量とは目には見えない境界を測り測量図などにしなければいけないという所が大きな違いのようです。

簡単に言えば物体があるのか、ないものを測るのかという違いです。

境界確定測量を行うためには隣の土地の所有者の人の協力が必要で、立ち合いの協力をしてくれない場合や所有者がわからない、障害者などの場合は中々厳しいようです。

そのため、境界確定測量は現状測量に比べ、時間と費用が掛かるようです。ちなみに現状測量では基本的に立ち合いは不要です。

測量図にはどんな種類があるのか

測量図には大きく分けて3種類あります。

現状測量図

測量士や土地家屋調査士などが現状の土地から測量図を作成した図面になります。

基本的には隣接の土地所有者の立ち合いは不要です。

地積測量図

1つの土地を複数に分けるときなど、分筆をするときなどに作成ずる図面になります。

こちらも基本的には隣接の土地所有者の立ち合いは不要です。

確定測量図

隣接の土地所有者の承認を得た図面になります。

こちらはそのまま隣接の土地所有者の立ち合いが必要です。