盛り塩とは?置き場所と正しい盛り塩の作り方!捨て方!間違った盛り塩は危ない!?

新築住宅を建てたり、リフォームをしたり、引っ越しをしたりすると、環境が変わり、色々な変化がありますよね。

特に新しい家に入る際に悪いことがないよう、良い環境にしたいと思いますよね。

良い運気を保つ方法のひとつとして盛り塩をする方法があります。
盛り塩は古くから行われてきて、地域によっては一般的という場合もありますが、盛り塩について詳しく知らない人も多く、盛り塩が置いてあるだけで、過去に何か良くないことがあったのではないかと思ってしまう方も多いと思います。

我が家でも新築住宅を建てる際、色々と気になって家相や風水、九星気学など色々な方法で運気を良くしたいと思い、調べたりしました。
風水や家相、九星気学については以前の記事棟で色々と紹介させていただきましたが、今回は、正しい盛り塩の作り方、捨て方、置き場所、効果などについてについて紹介していきます。

間違った盛り塩をしてしまうと、逆効果になってしまい危なくなる場合がありますので、調べた結果をわかりやすくまとめましたので、少しでも参考にしていただければ幸いです。

盛り塩とは?


盛り塩とは、塩を三角錐または円錐型にしてお皿に盛り、玄関や部屋などに置くことです。
主に縁起担ぎや、厄除け、魔除けの意味をもっているため、新築一軒家、マンション、アパートなどで引っ越しした先で悪い運気にならないように置くことが多いです。

日本の盛り塩の風習としては、元々は中国から伝わったと言われており、奈良時代、平安時代にはすでにあったとされていてかなり古い日本の風習でもあります。
平安時代には家の入口に盛り塩を置くと、高い身分の人を招くことが出来ると考えられており、徐々に盛り塩は縁起が良いものとして定着したと言われています。
ちなみに、盛り塩をする理由は大きく分けて2つ、人を寄せるための縁起担ぎとしての盛り塩、神事(地鎮祭など)、葬送儀礼などのお清め塩や神様にお供えするための塩などに用いられます。

盛り塩に効果のある置く場所と置き方

盛り塩は風水や家相などでも重要な玄関や水回りに置くことが多いです。
盛り塩の置く場所によっても効果が違うため、場所による効果を紹介していきたいと思います。

玄関

玄関は風水としても気の入り口と言われ、良い運気、悪い運気の出入り口にもなります。
玄関に盛り塩を置くことによって、悪い運気が入ってくることを防いで、良い運気だけを入れることとされています。
盛り塩は通常玄関扉を挟むように玄関の外側に2個セットで置くのが一般的です。
盛り塩を2個セットで玄関の扉を挟むように、玄関の外側に置くことで「厄除け」にも効果があるとされています。

台所(キッチン)


水回りは風水としても運気が流れにくく、火気も運気を停滞させ、昔から、火と水は強い力を持つと言われていました。
キッチンに盛り塩を置くと、水と火のバランスが整うため、家庭内の運気を清めるとされています。
盛り塩の置き場所に決まりはないのですが、キッチンでは火や水を使う場所に置くと効果的です。

置き場所としては、シンク、ガスコンロ、電子レンジの近くに置くとよいとされています。
特に電子レンジは家電の中でもあまり良くないとされているため、盛り塩を置く場所としてはよいでしょう。

お風呂


お風呂場も台所同様に水と火がるため、悪い運気が溜まりやすい場所とされています。
お風呂場に盛り塩を置くと浄化の効果があるとされていています。
お風呂場は湿気やシャワーのとび水などで、塩が溶けやすいので1週間程度で交換することをおすすめします。
お風呂場の端や棚などがあれば、棚の上に置いておくとよいでしょう。
盛り塩を取り換える際にはお風呂に溶かして入浴すると厄落としの効果もさらに倍増するのでおすすめです。

トイレ

トイレは風水や家相としても悪い運気が溜まりやすいと言われています。
トイレに盛り塩をした方がいいという意見もありますが、あまりおすすめできません。
これは、江戸時代などに人の排泄物を肥料に使われていたこともあり、誰にとっても大切なものであったとされていて、盛り塩をトイレに置くことで、失礼になるとされ、逆効果になる可能性があります。

トイレに盛り塩を置かなくても綺麗に保つことで悪い運気などが浄化されるのでおすすめです。

洗面所


洗面所も台所と同様に水があるため、悪い運気が溜まりやすい場所です。
洗面所に盛り塩を置くと、悪い運気が取り除かれ、家庭円満つながると言われています。

寝室


盛り塩を寝室に置いた方がいいという方も多いのですが、実は、間違ってしまうと危ないとされています。
盛り塩の効果は悪いものを跳ね返したり、吸収するところにあります。
寝室の枕元に盛り塩をしてしまうと、悪いものまで引き寄せてしまい、霊がよってきて取り憑かれる可能性があるとされているからです。
ですので、寝室の枕元に盛り塩をすることは危ないので止めた方がいいとされています。

盛り塩で使う塩の種類と塩の形はどんなのがよい


盛り塩で使う塩の種類

盛り塩に使う塩としては「粗塩」などの天然の塩がおすすめです。
これは海水に厄除け効果があるとされており、盛り塩にするには加工の少ない自然のものがいいと言われているからです。
ただ、基本出来には家にある料理で使用する食塩を使っても問題ありません。
加工されている例えばアジ塩などだとサラサラしてしまって盛り塩を作るには難しいと思います。

盛り塩の形

盛り塩を作る際の基本の形としては、「円錐形」または「八角錐形」が基本の形になります。
盛り塩を作る型によって円錐と八角錐が変わってきますが、
盛り塩のおすすめとしては、「八角錐形」の形になります。
これは八角錐形の「八」の数字が末広がりを意味するため、縁起が良いとされています。
もし、どちらが良いか迷う場合には八角錐形がおすすめです。
ただ、
八角錐形に含まれている「八」の数字は、「末広がり」を意味し、縁起が良いとされています。
円錐形でもよい運気を引き寄せる効果はありますので、元々型を持っているのであれば、それでも特に問題はありません。

簡単な盛り塩の作り方

盛り塩は、道具があれば、簡単に作ることが可能です。
最初は難しいと思ってしまいますが、実は簡単に作ることが出来るので、ぜひ挑戦してみてください。
ここでは、盛り塩を作りたい方に盛り塩を作る手順と道具を紹介させていただきます。

・粗塩、
・盛り塩の型(「円錐形」または「八角錐形」)
・小皿
・ヘラ

 

小皿は、簡単にホームセンターや100均でも揃えることが出来ます。
自宅にあればそれを使用すれば問題ありません。

ヘラはなくてもスプーンなどで代用することも可能です。

盛り塩の型は通販などでも購入可能ですが、厚紙かクリアファイルを使用すると簡単に作ることが出来ます。

盛り塩の型の作り方としては、厚紙またはクリアファイルにコンパスで直径4.5~5cm位の円を描きます。
コンパスがない場合には、ペン2本を用意して、糸でつないで、片側を軸として、円を描きます。
円が描けたら、1箇所ちゅう芯までハサミで切り目を入れて、円錐状に厚紙またはクリアファイルを丸めて、好みの太さにしてセロファンテープで固定します。
これで、盛り塩の型紙の完成です。

1. 塩を盛り塩の型の3分の1くらいまで入れて、指で軽く押し込むようにする。
2. 盛り塩の型の上まで塩を入れ、ヘラで押さえつつ平らになるようにする。
3. 盛り塩の型の上に皿を裏返しにして乗せる
4. ゆっくり、ひっくり返し、塩を小皿にのせ、型を取り除き、盛り塩を設置する

盛り塩に必要な道具は、ホームセンター、通販などでもセット商品として販売されていることがあるため、1品で揃えるよりお得な場合があります。
また、100金などでも道具をそろえることが出来るので、安く済ませたい方は確認してみることをおすすめします。

また、盛り塩を初めてやる場合には失敗しやすいので失敗してしまった場合には、何度か練習してみてください。
段々と慣れてコツをつかんでしまえば簡単に盛り塩を作成できるようになります。
それでも難しい場合には、少し、水分を含ませてあげると、固まりやすくなります。
ただ、水が多すぎて失敗しないように注意してください。

盛り塩の効果を高めるための方法

盛り塩を置くだけでも効果があるとされていますが、さらに以下のようなことをすることにより、効果をアップすることができるとされています。
これは、風水としても、おなじようなことですが、ポイントとしては、キレイな場所に置くことと、定期的に交換することが重要です。

盛り塩はキレイな場所に置く

盛り塩を置く際には、置く場所をキレイにすることが盛り塩の効果を高めるポイントです。
汚い場所は悪い運気が溜まりやすいとされており、元々悪い運気が多くなってしまい、効果が薄れてしまう可能性があります。
盛り塩を置いたから大丈夫ということではないので、キレイにしてから置くことをおすすめします。
また、盛り塩を置いてからも定期的に掃除をすることが大切です。
常に、整理整頓して綺麗に保っておくとさらに効果は上がります。

盛り塩は定期的に交換する

盛り塩は、長期間放置してしまうと、盛り塩が悪い運気を吸収すると言われているため、悪い運気が多くなりすぎると、それ以上吸収できず、悪い運気が溜まってしまうと言われており、定期的に交換する必要があります。

盛り塩の交換時期は特に決まっているわけではありませんが、悪い運気が溜まらないよう最低でも月に2回程度交換することをおすすめします。
例えば、毎月1日と15日など月に2回交換する日をカレンダーなどに印をつけておくと忘れずに交換することができるでしょう。
また、交換と同時に盛り塩のお皿も綺麗にしておきましょう。

間違えると危ない?盛り塩で使った塩の捨て方!


盛り塩を処分する場合には、一般ごみとして捨てるのが一般的な方法です。
あまり、盛り塩を一般ごみで捨てるのに抵抗がある方も多いともいますが、問題ありません。

昔は盛り塩をきれいな川に流すのが良いとされたり、土に埋める方法もありましたが、川に流してしまうと自然を汚してしまったり、土に埋めてしまうとそこに植物が生えてこなくなってしまったりと、逆に自然によくないので止めた方がいいです。

お風呂場などに置いてあるものであれば、先ほども紹介しましたが、お風呂に溶かして入浴すると、厄落としの効果もさらに倍増できるのでおすすめです

ちなみに使用済みの盛り塩をトイレに流すのはやめたほうがいいです。
運気を低下させるだけでなく、食塩により便器の劣化にもつながるのでやめたほうがいいです。

まとめ


盛り塩の効果や置き方、置き場所、作り方など色々と紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか。

盛り塩をすることにより、家の中から悪い運気を取り除くことができるとされていますが、
盛り塩の置き方や場所、捨て方などを間違ってしまうことにより逆効果になってしまったり、
危ない場合がありますので、正しい方法で行うことでさらに良い運気を取り入れ、家族が安全に暮らすことが出来るようになれば幸いです。

盛り塩は定期的に交換することや掃除など綺麗にしておくことが大切です。
少しでも、盛り塩のことについてわかっていただけたら幸いです。

ちなみに盛り塩を置く場合、塩分があるため、周りに鉄などがあるとサビやすくなってしまうため、盛り塩の近くに鉄や酸化しやすいものなどを置くのは、やめた方がいいと思います。

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