人工芝をDIYで設置する_DIYにおすすめ防草シートの種類と選び方

人工芝を敷く場合に防草シートっていらないでしょ。と思っている方多いと思いますが、
実は人工芝だけだと、草が生えてきてしまいます。
実は、人工芝には水抜き穴などの穴が開いているのです。

人工芝を敷く上で防草シートを貼ることは後々でかなり重要な作業になります。

人工芝シートを敷いたけど、なぜか、雑草が生えてきた!?
ということが無いように防草シートを敷いておきましょう。

ちなみに、最近では、人工芝自体に防草シートの機能がついた高機能な人工芝も発売されています。

防草シートを別に敷くのは面倒という方にはおすすめです。

防草シートの種類と選び方、おすすめの防草シートなどを紹介していきます。

人工芝をDIYで設置する_人工芝のDIYに必要な材料(下地の砂、固定ピン、テープなど)

7. DIYにおすすめ防草シートの種類と選び方

防草シートの種類や性能を知ることで、人工芝に適切な防草シートを選ぶことが出来るようになります。
防草シートを購入した後から別の防草シートにしておけばよかったと思わないためにも適切なものを選ぶことは重要です。

防草シートといっても素材、対応年数、なども様々です。
防草シートには大きく分けると、2種類のタイプがあります。
不織布タイプの防草シートと織布タイプの防草シートです。

それではこの不織布タイプの防草シートと織布タイプの防草シートではどこが違うのか簡単に説明していきたいと思います。

不織布タイプの防草シート

不織布タイプの防草シートは繊維を絡み合わせたシートで、イメージとしては、海苔や和紙のようなものになります。
メリットとしては、繊維を絡み合わせてあるため、どの方向から引っ張っても強度が安定しています。繊維の厚さにもよりますが、強力な雑草に対しても有効な防草シートになります。
また、水も通しやすいため水はけがよくなります。水はけのよさは人工芝に向いています。
繊維の密度によっても対応年数や金額差がある場合があります。
デメリットとして織布タイプの防草シートと比べると割高になります。

織布タイプの防草シート

織布タイプの防草シートは一般的なタイプになります。
畑などで良く使用されているものはこちらのタイプになります。
こちらもの織布タイプの防草シートは繊維を織物状にした防草シートになります。
織物タイプの防草シートのメリットとしては、なんといっても価格が安い点になります。
ホームセンターなどでも安いものであれば、10mで980円位で販売されています。
デメリットとしては織物のため、すき間ができやすく、小さいすき間から雑草が突き抜けて生えてきてしまう場合があります。

また、織物のため、一度ほつれてしまうと、穴が開きやすいなどのデメリットもあります。

人工芝の下地としては、不織布タイプの防草シートと織布タイプの防草シートどちらがよいのか。

人工芝の下地として重要なことを考えてみれば答えが出ます。
1. 雑草が突き抜けて生えてこない
当たり前のことですが、雑草が突き抜けて生えてこないことが一番です。
できる限り、すき間がなく、密度がある防草シートを選ぶことで雑草をブロックすることができます。
不織布タイプは繊維の絡みによってできているため、すき間も少なく、ブロック効果が高いです。

織布タイプのものも、雑草の予防効果は高いですが、やはり、織物のため、繊維がずれやすく、すき間ができやすくなっていて、そのすき間から雑草が生えやすくなります。

雑草の防草効果としては個人的に不織布タイプをおすすめします。

2. 水はけがよい
人工芝の下地としての防草シートを選ぶときには、水はけも重要になってきます。
不織布タイプの防草シートは水はけが良く人工芝の下地としてはおすすめです。
織布タイプの防草シートも水はけはいいですが、素材がビニールのものも多く、人工芝の下だと乾きにくい場合があります。

また、密度が高いものだと、水はけが悪くなる恐れがありますので、もし、織布タイプの防草シートを選ぶ場合には注意が必要です。

人工芝の下に防草シートを敷いて、水はけが悪いといつまでも、人工芝が湿っていて、カビの原因や虫などが増殖してしまうおそれがあります。

人工芝を敷く際の水はけ対策は重要になります。

元々、水はけが悪い土地であれば、下に砂や砂利などを敷くなどして、水はけ対策することをおすすめします。

3. 取扱いが容易
不織布タイプ、織布タイプの防草シートではどちらも取扱いは容易です。
カッターやハサミで簡単にカットすることができます。
ただ、織布タイプのものは繊維の方向等もあるため、場合によっては切りにくい場合もあります。

総合的に考えとやはり、不織布タイプの防草シートの方が取扱いやすくなります。

ただ、防草シートの密度にもよりますが、若干、防草シートが固くなっていて取扱いにくいものもあります。
4. 価格が安い
やはり、価格は安いものがいいですよね。
ただ、値段が安いもの=性能ということも忘れてはいけません。
比較的安価な防草シートもありますが、防草シートとしての対応年数や性能は若干劣ります。

安い防草シートを購入して雑草が生えてきてしまったり、水はけが悪く、ずっとジメジメになってしまうということが無いよう、適切な防草シートを購入することをおすすめします。

だからといって、あまり高い防草シートを購入しても金額だけ高くなって過剰な性能になってしまいます。

場合によってはDIYするよりも業者に頼んでしまった方が安かったということもあります。
できる限り安い方がいいですが、適切な価格帯のいいものを選ぶことがよいのですが、
中々、人工芝の下地にする防草シート選びには苦労してしまいます。
ちなみに値段重視という方であれば、織布タイプのものが比較的安価で購入することが出来ます。
ただ、人工芝のDIYとして使用するのであれば、断然、不織布タイプの防草シートがおすすめです。
やはり、織布タイプのものは安価ですが、対応年数短いものも多く、
数年後、雑草が生えてきてしまう場合があり、すべて人工芝をはがさないといけないことにでもなったら、逆にお金や手間がかかってしまいます。

織布タイプの密度が高くて強力なものもありますが、値段もあまりかわならくなってしまいますし、
水を通しにくくしてしまい、人工芝の下地としてはあまりおすすめできません。

あくまで、おすすめですので、絶対に織布タイプの防草シートがダメかといわれるとそんなことはありません。

おすすめの防草シートと我が家で購入した防草シートの紹介

防草シートと一口に言っても、色々な種類がありますが、どんな防草シートを購入したらよいか迷ってしまいますよね。
今回はそんな方のために、我が家で防草シートを貼った経験から、おすすめの防草シートを紹介したいと思います。

まず、防草シートでおすすめしたいのが、デュポン ザバーンの防草シートです。
こちらは不織布タイプの中でも防草効果が高く、外構業者の方も多く使用されているものになります。

ザバーンの防草シートと言っても不織布の密度や対応年数により、いくつかの種類があります。
こちらはザバーンの中でも比較的薄いものになりますが、正直、人工芝の下地であれば十分かと思います。

上のタイプのものだと不安という方であれば、もう少し不織布の密度が高いタイプの防草シートもあります。

ちなみに我が家は人工芝を敷く面積が広く、予算を抑えるために、長さと幅があるものを購入しました。

人工芝の下に敷くものなので、若干対応年数が低いものでもよいかなと思っています。
数年後どうなるか、また報告いたします。
我が家で購入した防草シートはこちらです。

後々、考えたらもう少し、対応年数が高いよいものを使用しておけばよかったかもしれません。

ぜひこれから防草シートを広い範囲で敷く方はこちらの不織布タイプの防草シートをおすすめします。

やはり、防草シートを追加で別のタイプのものを購入してみたのですが、我が家で最初に購入したものとは厚みが違いました。

やはり高いものは防草効果も高いと思います。

一応、価格重視の方には一般的な織布タイプの安価なものがあります。
あまりおすすめはできませんが、価格は低価格で購入することができます。

人工芝の下に防草シートを敷く際には、どんな防草シートが良いのかわかりましたでしょうか。

我が家のおすすめとしては、人工芝の下に敷くのであれば、不織布タイプのものを推奨させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

人工芝をDIYで設置する_DIYにおすすめ人工芝のサイズと選び方①

人工芝をDIYで設置する_DIYにおすすめ人工芝のサイズと選び方①