我が家では階段をスキップフロア(中二階)にする予定です、スキップフロアの下は、半地下収納にする間取りになっています。
スキップフロア(中二階)を検討している方のメリット、デメリットなどを紹介します。
後悔しないように色々と調べてみました。ぜひ参考になればと思います。
スキップフロア(中二階)とは
出典:https://www.hinokiya.jp/
スキップフロア(skip floor)とは、床の一部に高低差を付けて、数段の階段でつなげたり、
1.5階や2.5階などを設けて「中二階」「中三階」を付ける建築方法です。
ハウスメーカーでは桧家住宅のコミュニケーションブリッジなどがスキップフロアにあたります。アイ工務店、ヤマト住建などでもスキップフロアを得意としています。
ミサワホームの蔵のある家なども一種のスキップフロアかと思います。
価格的には普通のフロアよりも割高になる傾向があります。
また、吹き抜けとの相性もよく吹き抜けとスキップフロアの組み合わせたりすることが多いです。ロフトとは若干違います。
我が家のスキップフロア(中二階)
ハウスメーカーのモデルルームを見に行ったとき、スキップフロアを見てこれはいいなと思い絶対に間取りに取り入れたいと思いました。たしか桧家住宅だったかと思います。
このスキップフロアを取り扱っているハウスメーカーもいくつかあり、
我が家ではスキップフロアの事例が多いハウスメーカーに絞って探すことにしました。
普通のハウスメーカーでもスキップフロアにすることは可能みたいですが、
スキップフロアの取扱いが多いハウスメーカーの方がリスクが少なく、安心して頼めると思いました。
具体的には、アイ工務店、桧家住宅、ヤマト住建、ウェルホームなど
その他にもスキップフロアを取り扱ってる業者は沢山さんありますので確認してみてください。
ちなみに我が家のスキップフロアはリビング階段の途中にフロアを設け、机を付けるタイプにしています。
ちなみにスキップフロアの下は半地下スペースになっています。
階段を2段降りる形になります。
他のハウスメーカーのスキップフロアは下が、半地下ではなく、フラットになっており収納になることが多いです。
スキップフロア(中二階)のある家のメリット
スキップフロアを設置したいと思っているのであればメリット、デメリットともに把握して後悔しないようにしてください。
スキップフロアを採用すると、広く感じることができる
壁があると部屋が狭く感じることがありますが、スキップフロアでは壁を設けないため、
圧迫感をなくして視覚的に広く感じることが出来ます。
また、スキップフロアーは廊下のスペースもなくなりますので、
無駄なスペースが少なくなるため、空間を有効に使うことが出来ます。
スキップフロアを採用すると狭い敷地でも広い空間を確保できる
最近はやりの狭小住宅なども流行っていますが、建築基準法などの法律により建物の高さを制限されている土地などがあります。
そんな制限がある土地でもそのような土地であっても床の有効面積を増す方法のひとつがスキップフロアです。
床面積があまり確保できないときに有効でスキップフロアを採用することがあります。
もちろん床面積が取れないからではなく、デザイン、視覚的な部分、
実用性などからスキップフロアを採用することは少なからずあります。
スキップフロアの階段下部を収納スペースにすることが可能
リビングにスキップフロア(中二階)を設ける場合階段下とフロア下の空間を収納として使用することが出来ます。
荷物が多い家にはスキップフロアは有効かと思います。
ミサワホームなどの蔵がある家なども収納が多くなり、ひな人形、五月人形やクリスマスツリーなど
の季節ものなどを収納しておく場所にも最適です。
ロフトや小屋裏などにしまう方も多いかともいますが、リビングからのアクセスもよいのでおすすめです。
ちなみに我が家では半地下になっていますので子供が小さいうちは子供の遊ぶスペースと使用して、
子供が大きくなったら収納として活用する予定です。
スキップフロア(中二階)のある家のデメリット
出典:https://www.hinokiya.jp/
スキップフロアを設置したいと思っているのであればデメリットも十分に把握し後悔しないようにしてください。
建築費用が高くなる
スキップフロア(中二階)を作る場合、材料や施工費などが通常よりも多くなり、結果的に建築費用が高くなってしまいます。
我が家のスキップフロアは半地下ということもあり、通常のものより35万円程度の追加になってしまいました。
半地下でなければもう少し安くなったかともお思いますが、当初の希望でしたのでこちらは削らないようにしました。
予算に余裕があればスキップフロアはおすすめです。
固定資産税が高くなる
スキップフロアを設置した場合、設置していない場合に比べると床面積が多くなってしまい、固定資産税が増えてしまいます。
固定資産税は床面積を住宅の資産価値とみなし計算するのでスキップフロアがない住宅よりも固定資産税が増えて計算されてしまいます。
なんだかんだ固定資産税は毎年かかってしまうので、結構痛い出費です。
スキップフロアを設置してこんなつもりじゃなかったなど後悔しないようにしましょう。
バリアフリーではなくなる
スキップフロアは段差で壁をなくして区切るので、階段が多くなったりするデメリットがあります。
特に、ルンバなどのロボット掃除機だと階段や段差まで登って掃除ができないので
ルンバを使用したい方にとってはあまり好まれない場合があります。
このほかにもメリット、デメリットもたくさんあります。
スキップフロアを設置して後悔、スキップフロアを設置しなくて後悔。
どちらの後悔もないように十分検討をすることをおすすめします。
ちなみに何度も言いますが、我が家では中二階を設置する方向で検討しています。